人は幸せなとき、

他人に対して優しくなれるものだと思います。

気分が良いと、

自然と思いやりの気持ちが出てきて、親切になれます。

一方、つらいときはどうでしょう?

嫌なことがあったとき、
悲しいことがあったとき、
同じ気持ちでいられるでしょうか。

もちろん、自分の気分に関係なく、どんなときも
人の気持ちを思いやることが大切ですが、

どうしても気分が悪いときは余裕がなくなり、
自分のことしか考えられなくなってしまうことがあります。

しかし、

こんなときこそ人としての真価が問われるのではないでしょうか。

自分が大変なときでも、
他の人のことを考えられるということは、
とても強い心を持っている証拠です。

自分は大変なんだ、という状況に甘んじることなく、
常に人の気持ちを考え、自分はどう振る舞うべき
なのかを考える強さがあれば、本当に素晴らしいと思います。

これは習練を積まなければ難しいことですが、
本当に価値ある人間になりたいと思うなら、
絶対に必要なことですよね。

こういう心を持った人が増えれば、
世界は大きく変わると思います。