こんにちは
プロフェッショナルコーチとして
心の法則コーチング®を開発し活動しているHARUMI(実方晴美)です。
こちらのブログをご覧くださり、ありがとうございます!
コーチングが怪しい・胡散臭く感じることが起きる理由について考察しました。
私は、プロコーチ歴15年、
コーチングスキルトレーナーとして、
パーソナルコーチとして、
「コーチングとは何?」と言われていた時代から、
プロコーチとしてしっかりと成果を出してきました。
先日グーグルでコーチングと検索すると、
「コーチング怪しい」「コーチング胡散臭い」という言葉が現れました。
これを見たときに、このように検索する人がいることに驚きました。
本来はとても効果抜群の内容でもあるので、
コーチングを受けた時に、印象が悪かった人が第3者にその話をし、
それを聞いた人が、心配になって検索したのではないでしょうか?
私は、コーチングトレーナーとして15年、
主催するコーチングスクールでの
コーチングセッションの実践で、
クライアントさんの人生が好転することも見てきました。
しかしながら、
思い起こせば、逆の体験もありました。
プロコーチになるために練習をしていた18年ほど前、
様々なコーチの方々のスタイルを見てきました。
違和感を感じるコーチングを受けたことが幾度もありました。
「このコーチングセッションは、私には合わない」と
思ったこともありましたので、
コーチングに良い印象を持たない方がいらっしゃることも理解できます。
このように、コーチングセッションで人生が好転する経験と、
これはもう受けたくないと思うコーチングセッションの両方を体験している私から
プロコーチとしての活動15年の体験も含めて情報をシェアしたいと思います。
コーチングが怪しい・胡散臭く感じることが起きてしまう3つの理由
理由は以下にあります。
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理由1 誰でもコーチと名乗れる
コーチングの本質を知らないまま「コーチ」と言っている
様々なセミナーや交流会などに参加をするようになり、
コーチですという人に会う回数が増えたように思います。
「どのようなお仕事ですか?」と話をすると、 「私は健康のサプリを売っていて、コーチもやっています」 「私は会社員で営業職ですが、コーチもやっています。」 「私は演劇を仕事にしていてコーチもやっています。」 「学習塾を経営するのでコーチングの勉強をしています。」 この様に、 本業があるけれど、プラスコーチもやっていますと |
私はコーチングを仕事にしていて、その良さがわかっています。
色々な仕事にプラスコーチングは相性が良いので、賛成です。
コーチと名乗る人の数が増えるということは、
本質的にクライアントの可能性を引き出す、
本物のコーチングセッションを効果的にできているかどうか
外から見てわからないという点もあります。
【ここが問題点】 プロコーチとして専門的にトレーニングを受けていなくても、 |
コーチングスキルを学ばなくても、
人を支援する、サポートするのが得意な方もいらっしゃるし、
元々が、自然に人をコーチするのが得意な名コーチの方もいらっしゃるので、
必ず名コーチ=コーチングを学ばないといけない、
というわけではありません。
相手の方が受けて良かったと思うのが結果です。
【こうすれば解決する】 自分自身をよく振り返り、自分にはスキルが足りないと思うのであれば、 コーチングスキルトレーニングを積み、 相手の方が納得のいくセッションができる状態になってから、 コーチですとセッションをオファーすることが重要です。 |
サービス内容が充実しないままに、
セッションをすることで、受けた方に印象を悪くしてしまうこともあるのかと思います。
また、自分と合うスタイルのコーチングがあり、
相性が合うかどうかという理由もあります。
そのコーチをしている方との相性があります。
理由2 使い方を知らずに質問をする
コーチングを受けて違和感を感じる時の問題点が3つあります。
1 ラポール(信頼関係)をベースにセッションを展開していない。
コーチングが嫌いになる人の経験を聞くと、
『いきなり質問ぜめにあう』という体験をしています。
コーチングセッションが始まるやいなや
『あなたの一番辛かった体験を聞かせてください。』と
コーチから言われたそうです。
まだ、自分の心がオープンになっていないので、
正直答えたくなかったので答えないと、
矢継ぎ早に質問をされたとのことです。
これでは、コーチングが嫌になりますね。
私もこの様な体験をしたことがあります。
ランチ会の隣の席にコーチを仕事にしている方が座りました。
すると「あなたの今の気持ちは何色ですか?」と
突然聞かれました。
「何色?」と突然の質問で、
私の心が拒否反応を起こし、
『答えたくない』と思いました。
別のシーンでは、
コーチングセッションを始めたばかりなのに、
「どうすれば解決しますか?」と聞かれ、
『それを知りたいから話を始めたのに、いきなり結論ですか?』
と思い、これ以上コーチングセッションを受けたいと思わなくなりました。
【原因】 それらの質問をしてしまうコーチの方々は、 自分が受けたコーチングトレーニングで、 『コーチングは質問です』と学び、 質問をどの様に扱うか?という根幹のところを習得しないまま、 |
2 コーチングと言いながら、カウンセリング的で話を聞くだけで終わっている
私自身もプロコーチとしてスタートした駆け出しの時に、ある方から言われたことがあります。
「コーチングって話をするだけで、何もアドバイスがないし、
刺激がないね。」と経営者のクライアントから言われたことがあります。
駆け出しコーチの時でもあり、ご満足がいくセッションを提供しきれなかった経験です。
コーチをする人のスタイルにより、コーチングセッションは千差万別です。
今の私なら、もっとご満足がいかれるようにセッションができますが、
ところが、クライアントの要求は、 このように、コーチングはアドバイスをしてはいけない、 その後は、セッションを改善しクライアントが望めば、 (*アドバイス中心はNGですが、セッションの最後にアドバイスを少しだけ入れるのはとても効果的です。) |
3 コーチングセッションにコーチのコントロールが入る
こんな経験はありませんか?
誰かと話をした時に、相手からコントロールをされているような、
話をしながら不快感を感じる時です。
自分が話をしたくないと拒否感情が起こるような時です。
コーチングセッションにコントロールが入るとそうなります。
意図しなくても、 そのような場合は、クライアントに違和感とか、消化不良が残り |
私が過去に体験したケースでは、こんなことがありました。
コーチングではなく、コンサルティングを受けたことがあります。
コンサルの先生の知りたいこと、興味があることを質問され、
私の知っていることを答えました。
1時間のコンサルはそれで終わりました。
結局、コンサルの先生に知見が集まり、
私はお金を払って、コンサルの先生が欲しい情報をたくさん渡していたのです。
不快感が残った体験です。
理由3 コーチングセッションという名前の、セールスがある
これは、一番避けたいことの1つでありますが、
コーチングセッションの目的が、自社のサービスの売り込みであることです。
いわゆるバックエンドをセールスされる場として「コーチング」と読んでいる場合もあります。
どういうことかと申しますと、
セミナー会社などであることですが、
フロント無料セミナーの後に、
コーチングセッションを無料ないしは有料でつけますよと提案があります。
コーチングを受けられると思い会社に行ってみると、
それはコーチングという名前になっていますが、
実際には、次のサービスを販売する営業がメインで含まれています。
コーチング中にアップセリングを目的とした内容なのです。
それを受けた人は、
コーチングとは、セールスされると勘違いすることもあります。
この場合は、明らかに設計されて意図的に
コーチングをしてあげますと言って、
自分の思う方向へコントロールをして、誘導していくこともあります。
このあたりは、全てが「コーチング」という名前になっているので、
本当に自分が望むコーチングセッションは、どういう内容なのか?
を知らないと、胡散臭いという表現になってしまうのだと思います。
クライアントからフィーをいただくコーチングでは、
誘導をするのはNGで、してはいけないと私は思います。
通常の方法は、
最初のお試しコーチングセッションの終了後に、
クライアントの許可を取ってから、
コーチングコースのご紹介をします。
クライアントに許可を取るということが大事な手順です。
このように、3つの理由から、
コーチングを受けた人が、不満が残り、
自分の体験から「コーチングを一般化」し、
コーチングはよくなかったと、人に伝えることから起こる現象と思います。
まとめ
1 コーチごとに力量と個性があることを知る
2 事前に自分のコーチングセッションに対する希望を伝えること「自分の話を優先してほしいなど」
3 自分のためのコーチングセッションをしてくれるコーチを選ぶ
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