今日は「本質を見る」ことの大切さについてお届けします。
本質を見ることの大切さ
コーチングスキルをお伝えして今月で１９年目になります。
コーチングで一番何が大事か？と、聞かれれば、
「いかに本質を引き出すことができるか？」
の一言につきます。
言葉で言うと簡単なのですが、
本質を引き出すと言うことは、
本質を見る目を養い続けることが必要です。
自分の思考にないことは、質問にならず、
結果、相手の方から本質を引き出すことができないからです。
先日、コーチ養成講座のレッスンの一環で、
知人の方をクライアントに招き、
メンバーからグループコーチングを受けていただきました。
クライアントの知人は、自分がコーチングを受けているのですが、
同時に、レッスンを体験しています。
私が、レッスンメンバーさんたちへ、
ここはこうした方がいい、
この時にはこう言う質問する、
このような癖があるので、そこは修正が必要、
本質を見てコーチングを展開すること、
などと、
グループコーチングセッション中に、コメント挟みながら進めていきます。
今回受けてくださった知人は、
たった１回受けただけなのに、
私が伝えたいコーチングの大切なポイントを、ズバッと見抜かれました。
同時に、質問を受けるクライアント側である知人も、
質問を受けながら、自身の中で内部対話が始まり、
自分で思考整理や、何が大事なのかなど
自分の心の中から自然と答えを見つけていきます。
自分1人では堂々巡りだった思考も、
専門的に質問を繰り返すことで、
自分の中で何が一番大事なのか？
本質の解決策を見つけることができました。
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コーチングを受ける時に、
コーチ側の技量が大事なことは前提ですが、
実は、コーチングを受けるクライアントさんが、
日々、何を考え、
何を大切に思考しているか？
良質な内部対話の習慣があるか？
心を見つめる時間を取っているのか？
の度合いにより、
引き出せる答えの質が、
浅くもなり、深くもなります。
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コーチングは、クライアントとコーチの共同作業です。
深いところでは、
潜在意識下の交流が、
答えを導き出すキーになることも多々あります。
本質を見るとは、言葉を変えれば、
クライアントの心の奥、潜在意識に気持ちを置いて
話を聴き続けることで、
「ふと」自然に問いかける質問が、
インスピレーションとしておりてくる瞬間があります。
『本質をコーチングするとは、
相手の方の潜在意識、
いく転生生まれ変わり、人生経験を積んできた結果の
思考や行動の癖、あり方に焦点を当てて、
相手の方自身が自ら、答えを出してこれるための、
補助輪としての役割。』
それが、ベストのコーチングだと思っています。
クライアントの代わりにコーチが答えを言ってしまうと、
なるほどと相手が思ったとしても、
それは、自分で発見したほどには、宝物にはならず、
途中で自分が決めた戦略が止まってしまったり、
問題解決したと思っても、深いレベルでの解決になっていないことがあります。
本質を見る習慣をつけることは、
質の高い人生を送ることができると私は思っています。
時代が複雑になっているこの頃、
エッセンシャル（本質）な人生を送りたいですね。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
愛と知恵の心の法則で未来を開く
Professional Coach 実方晴美
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