成功して幸せになるためには、
「自立していること」がとても重要です。
自立というのは、経済的にも精神的にも安定し、
誰かを頼らなくてもひとりでやっていける、
ということです。
もちろん、人の助けを借りるのがいけない
わけではありません。
むしろ助け合うこと、協力し合うことは
とても大切なことです。
でも、常に誰かに寄りかかっていなければ
生活していけない、というのは、
自分にとっても相手にとっても
決して楽なものではありませんよね。
自立していないということは、
自信のなさにつながってしまいます。
それはとても心細く、不安定な状態です。
同時に、自立していなければ誰かを助ける
という余裕さえ持てません。
人は「誰かのために役に立てる」という
自負があってこそ力強く生きていけるものです。
また、会社に勤めているという立場も、
手放しで安心できる状態ではないと思います。
もっとも、会社のために貢献し、一生懸命
働くことはとても立派なことです。
高い競争率を勝ち抜いて一流企業に入社した方、
会社から評価され理想的なポストに着き、
充分な報酬を与えられ、大活躍している方も
いらっしゃるでしょう。
その能力が、どこへ行っても通用するものであれば、
「立派に自立している」と言えるでしょう。
でも、もしその力が、会社の後ろ盾なくして
成り立たないものだったら…?
そう考えると、危機感を覚える方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
実は、この危機感こそ自立への後押しを
してくれる貴重なものだと思うんです。
未来のことを考えて、いまこの瞬間を
精一杯生きないのはもったいないことですが、
未来と向き合わないがために不安が募り、
見えないプレッシャーや自信のなさが
いまこの瞬間に暗い影を落とすことは、
もっと残念なことです。
「私は自立しています」
自信を持ってそう断言できない方は、
すべてを失った時に自分に何ができるか。
そうイメージしてみてはいかがでしょうか。
危機感と同時に、自分の本当の使命が
見えてくることと思います!