今日のテーマは「自分を許すことの奇跡」をお届けします。
3月上旬にはアメリカのジョージア州・アトランタへ
行っていました。
2011年の6月に伺い、コーチング入門やベーシック講座を
行って以来、約2年ぶりの訪問でした。
今回は、傾聴のスキルとコーチングセッションをしてきましたが、
その中で、印象的だったセッションがありますので、
その内容をシェアさせていただきます。
クライアント方は20代の女性で、とてもキュートで
スマートな素敵な女性です。
でも、なぜか寂しげで、心に重い物を持っている感じの
方でした。
ライブコーチングでクライアントに立候補をしていただき、
彼女のセッションをしたのですが、
テーマは、今後の人生やビジネス展開という内容でした。
ところが、話を聴いていくと、不動産投資で仲間との
別れがあったり、心の傷の話となりました。
急遽コーチングな内容を、セラピーのセッションに変更し、
愛と光に包まれるイメージングのワークをしました。
沢山の天使が彼女を愛して、癒しているイメージを
していただいたのですが、
はじめは、抵抗があり、何も感じない、何も見えないと
言っていたのですが、
突然、彼女がわっと泣き始めたのです。
セッションが終了し、彼女が私に話をはじめました。
自分の周りに沢山の天使がいてくれることを
初めて実感したとのこと。
そして、その天使の中の一人が、5才の時に
亡くなった自分の友人だったと。
それを見た瞬間に、心の奥にあった自分を
許せていない重たいものが開放されたこと。
話は20年近く昔にもどりますが、
彼女はアメリカの東の島からの移民で、
5才の時に1週間ほど故郷に帰郷しました。
その時に、一緒に遊んでいた友達が鼻血を出したのを
見た彼女は、大人たちに友人を病院へ連れていった方が
いいと伝えたのですが、誰も請け負ってくれなかったのです。
そして、1週間後アメリカに戻った彼女の元に、
そのお友達が亡くなったとの知らせがはいりました。
彼女は、自分がもっと大人たちに上手く伝えていたら
お友達は助かっていたと、20年間心の奥で自分を責めて
いたことを気がつきました。
ところが、このセッションを通して、そのお友達が天使と
一緒に現れてくれたことを体感し、
彼女は自分のことを許すことができたのです。
不思議なことに、お友達が亡くなったのは、彼女のせいでは
ないのに、長年自分を責めていたのです。
そして、天使の姿の友人が現れ、彼女に許しの機会を
与えてくれ、一瞬でそれを解き放ちました。
【彼女の心の世界での出来事ですが、これがリアルに
ビジネスや人間関係に直接に影響を与え続けている要因の
1つだったのです。】
そのセッション以降、彼女は重い物がすぽっと
とれた感じで、表情も明るくなり、日本に来たいと
明るくメールを送ってくれました。
ビジネスの発展や人間関係のテーマだったのですが、
その奥には、自分で自分を許せていない心の傷が
ありました。
実は、その心の奥の傷を癒すことが、
すてべにまたつながっていくことを感じました。
【自分でも気がついていない心の傷を癒す】
実は心のケアの時間は、とても大事な時間と、
改めて実感するセッションでした。