ネガティブになったとき、
ごく簡単に気持ちを切り替える方法があります。
それは、視点を未来に向ける、ということです。
ネガティブな気持ちになっているときは、
通常「過去」の何かを引きずっているか、
「現在」の不幸や不満を嘆いているかの
どちらかだと思います。
しかし、まだ真っ白な状態の未来には、
マイナス要素はありません。
たとえ未来に希望が持てない人がいたとしても、
それは過去や現在が未来に対する希望までもを
消そうとしているだけだと思います。
こんな未来が来たらいいな。
将来はこうしたいな。
と、単純な願望でいいのです。
気持ちがマイナスになっているときは、
心のエネルギーが不足していますから、
詳細な目標設定や努力はいったん脇に置いて、
単純な願い事を思い浮かべてみましょう。
そうすれば、未来はどうにでもなる、
ということを実感できるのではないでしょうか。
素晴らしい未来が来るとしたら、あなたが
いま現在抱えている悩みやストレスなど、
大したことではなくなるはずです。
こうした「未来思考」は、
最初は難しいかもしれませんが、
いったん習慣になってしまえば、
常に未来に意識を向けられるようになり、
過去を引きずったり、起きてしまったことを
くよくよ考えることはなくなるはずです。
過去の経験を生かすことや、
いま現在を精一杯生きることはとても大切ですが、
未来に希望を持つということは本当に大事なこと。
それを忘れずに、
明るい未来を心に描いていきましょう。