塾の生徒達全員が今年は第一志望に受かりました!その秘訣とは。。。
I様はコーチングマスターベーシックの受講生で、今年は塾生が全員第一志望に合格されましたのでその成功の秘訣をお聞きしました。
塾の指導においてコーチングを学ぶ前と後ではどのような違いがありましたか?
振り返りますと、以前の私は生徒は判断力がないと思っていました。生徒の話聞くというよりも、代わって私が考えていました。
「こういう風にしていかないと受験できないよ」私についてきなさいという形だったと思います。
エンジェルウィングのコーチングを学び素直に実践をしてみました。
まず、相手の話をよく聴くこと。判断を加えないこと。レッテルを貼らないこと。というエンジェルウィング式傾聴のスキルから実践してみました。
そうすると、生徒から答えが出てくるのです。意見も出てきています。自分のことを考えているし、 自分のことがわかっている。回答は自分がもっていたのです。 生徒は子供だから、ノウハウがないから、と決め付けていたのは私でした。
その発見からどのように指導方法を変更していかれたのですか?
まずは生徒の面談時には、目標設定から入ります。生徒が立てた目標に対して、どうのように勉強したらいいか聞きます。生徒は自分なりに意見や考えがあり、すらすらと答えました。受験合格への勉強方法も自分で答えます。驚きました。
毎日の実践としては、生徒の話をよく聴くようにしました。そこでは「そうなの~。」と肯定だけして、決して否定をしないようにしました。そうすると生徒は、よく話しかけてくれて、自分で志望校を決めて、やっぱり、無理とか、やっぱりこっち、とか、結論をつけていきます。
余計な口を挟まず、「そう」と答えていると自然と生徒の自主性がでてきました。これも私にとっての学びでした。
生徒達には、日々積極的な言葉がけをしていきました。
「心で描いたものは実現するよ」「毎日努力していると必ず神様は見ているよ」とプラスのメッセージを投げかけます。 そうすると生徒達は不安な顔を見せませんでした。
更には、私の教育方針で、己を知るということもあります。
自分の実力を冷静にみて、自分の伸び率や志、やる気などの総合力を見て、志望校を絞っていきます。
お母様方にもその子に合った受験をしてくださいと、伝えます。
子供がどうしても高いレベルの学校を志望校にしたいという場合、どのくらいやる気があるかを聞き、本当にそこを目指したい場合は、それを応援します。子供の中にこの学校に行きたいという強い希望と継続する努力があれば、本当にそこに到達します。その力には感動します。
コーチングのスキルを使っての教育で一番いいと思うのは、子供が自主的に目標を立てること。自主目標なので、努力の継続が長いということです。すぐにあきらめず、粘り強く努力していきます。それを実体験させていただきました。
今後も子供達の未来のために私の努力していきます。ありがとうございました。
I.S様 塾経営 (パロス個別指導・慶応学習会 成増校