日本人は、世界的に見てとても休暇が少ないことで
有名です。勤勉なのは素晴らしいことですが、
「本当はもっと休みたい」
「仕事以外にもしたいことがある」
「家族や友人との時間がほしい」
そんな願いをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
朝から晩まで働きづめで、
休暇もほとんど取らないとなると、
人は能動的に生きることが難しくなってしまうのでは
ないでしょうか。
休養を取り、何か別のことをしたり、
新しいことを考えたり、人との時間を楽しんだり
しなければ、人はただ流されるだけで、
「自分の意志で生きる」ということから
遠ざかってしまうように感じます。
一生懸命働いているように見えて、
実は惰性で生きているだけ。
こうなってしまったら、ちょっと悲しいですね。
本当はみんな、自由にやりたいことをみずから
進んでやっていきたいはずです。
だからこそ、きちんと休養を取ることが
必要なのではないでしょうか。
ピーター・ドラッカーは、
成果を挙げるためには細切れの時間ではなく
かたまりの時間が必要、ということを言いました。
これは仕事だけではなく、
休養にも言えるのではないかと、私は思います。
会社員の方は、自由に休暇を取ることは
なかなか難しいかもしれませんが、
もし可能なら、まとまった休みを取って、
いつもと違う「非日常」を過ごしてみることで、
あなたの中に眠っているアイディアや能力を
見つけ出すことにつながるかもしれません。
毎日の睡眠が必要なように、
人生の中では定期的に「休養」を取り、
そこでいつもと違う経験をすることが
とても大切だと思います。
あなたはいつ休養を取りますか?
早速カレンダーをチェックし、休養の計画を
立ててみてください。