自分の目的を実現するためには、
誰かの協力が必要な場合もたくさんありますよね。
そして、力を貸してもらうためには、
自分の考えをきちんと伝え、丁重にお願いをし、
納得してもらわなければなりません。
このとき、
コミュニケーション能力や誠実さはもとより、
「説得力」があることがとても重要です。
説得力はひとつのスキル。
つまり、特別な才能などではなく、
訓練を積んで一定のテクニックを身につければ、
誰でも説得上手になれると思います。
まず大切なのは、相手の立場に立つこと。
説得とはWin-Winの関係が基本。
自分の頼みだけを聞いてもらおうとせず、
相手側のメリットも考えることがとても
大切だと思います。
第二に、自信を持つこと。
自信なさげな人の言うことを、
一体誰が聞くでしょうか?
お願いしたいことを倫理的に説明できるように
準備し、自分の専門分野を徹底的に勉強して
おくことも不可欠ですね。
そして最後は、
説得に適した空気を作ること、です。
緊張感があると、人は固く心を閉ざしてしまいます。
そんな環境で何かを説得しようとしても、
良い返事は期待できないでしょう。
要求を通すことに躍起にならず、
まずは関係のない世間話をしたり、
さりげなく相手の素晴らしい点をほめたりして、
その場の空気を和ませましょう。
いかがですか?
以上3つのポイントは、心がけや訓練によって
誰でも身につけることができますよね?
また、普段からどんな相手とも
友好的に接しておくことも大切です。
あなたの目の前に現れる人は、
いつかあなたを助けてくれる存在に
なるかもしれません。
良い関係を築くことはひとつの習慣。
信頼感、安心感を与えられるように心がけて
いれば、いつしかそれが自然にできるように
なるでしょう。
あなたの柔和な雰囲気が、
あなた自身を救うのです。