何事にも一生懸命に取り組む勤勉な姿は、
人の心を動かす魅力がありますよね。
そして、私が思う「勤勉さ」とは、
やみくもにがんばることではなく、
きちんと目標を決めて、どうやって
その目標に到達するか計画を立て、
継続的に取り込んでいくことだと思います。
そのためには、まず目標を具体化
しなければなりませんね。
漠然としていると何をすべきかが
見えてこないので、具体的に
どこを目指すのか、何をしたいのかを
鮮明にイメージできる形にしていきます。
次に、いつまでにそれを成し遂げたいか、
目標に日づけを入れていきます。
そして、その日までに自分は何を
すべきかを考えていきます。
目標とその達成時期が具体的になるだけで、
何をすべきかはだいぶ見えやすくなるでしょう。
ただ、何をすべきかは時間の経過とともに
変化していく場合も多いですから、
厳密に決める必要はないと思います。
まず最初の一歩として、何をするかを決めて、
それを計画的、継続的に取り組んでいくことが
大切なのではないでしょうか。
といっても、それがなかなか大変。
日常の中には様々な誘惑もありますし、
目標とは関係ないことに時間を奪われて
しまうこともあります。
そうならないためには、
計画表を作ることがおすすめです。
計画表は明日の自分との約束。
長期的な計画を立てることが苦手なら、
とりあえず明日何をするかを紙に書いて
デスクの前などに貼っておく、というのも
有効ですね。
ここでポイントとなるのは、
無理をしないことです。
立てた計画を実行できなかった場合、
人は自分を責めたり投げやりな気持ちに
なってしまうもの。
つまり、できない約束はしない、
というのが重要なルールとなります。
あなたは明日のあなたと何を約束しますか?
確実に守れる約束を積み上げていけば、
あなたはいつの間にか勤勉家になって
日々着々と目標に近づけるでしょう。