誰にでも「コンプレックス」があると思います。
容姿、学歴、能力、などなど、人によっていろいろですが、
多くの方が何らかの劣等感を抱えているのではないでしょうか。
この劣等感というのは、必ずしも悪いものではないと思います。
それをバネに成功している人もいますし、苦手を補うために
別の部分を伸ばしていく方もいるでしょう。
しかし、あまりにコンプレックスが強すぎるのはやはり危険
なのではないかと、私は感じています。
何故なら、コンプレックスからスタートしてしまうと、
出発点がマイナスなので道を誤ってしまう可能性が高いと思うからです。
例えば、馬鹿にされるのが嫌だから成功したい、
という気持ちで何かを始める場合、本当にやりたいことや
心から望むことではなく、人を見返したい、すごいと思われたい、
などの不純な動機で動き出すことになってしまいます。
そうすると、ある時点で、「あれ?これが本当に私のやりたいことなの?」
という疑問にぶつかってしまうのではないでしょうか。
せっかく努力したのに「本当にやりたいことはこれじゃなかった」
というようなことになったら、多くの時間と労力を無駄にしてしまい、
本当にもったいないですよね。