自分の弱みや欠点を指摘されて傷ついた、
そんな経験が誰にでもあると思います。
しかし、その「傷ついた」という感覚は、
見方によっては自分にとってプラスになるのではないかと
私は感じています。
指摘されて傷つくということは、
自分でもそれを嫌だと思っているわけですよね?
だから、「嫌だ」「指摘されたくない」と言って
問題から目を背けるより、弱みや欠点と向き合って、
克服できるものなら克服してしまった方が断然
いいですよね。
もっとも、言われた内容によっては克服できない
種類のこともあるでしょう。
例えば学歴や職歴などの過去のことは、いまさら
変えることはできません。
こういうことは、指摘する方が間違っていると思います。
だから、「無神経な人だな」と流してしまえばいいのです。
しかし、現在のことだったら変えることが可能ですよね。
だから、言われたことを真摯に受け止め、向き合い、
努力して克服していくことが大切なのではないでしょうか。
自分ひとりだと、「まぁいいや」と流してしまいがちですが、
人から指摘されることによって「やっぱり変わりたい」
「こうなりたい」という本当の気持ちが目覚めると思います。
「傷つく」というのは一見マイナスですが、
見方を変えれば行動するためのエネルギーになりますね。
こうした転換ができる強さを身につけたいものですね。