どうしたら人が喜んでくれるかを考えるのは
とても大切なことですよね。
しかし逆に、「人の嫌な気持ち」を知ることも
同じくらい大切なことではないでしょうか。
どんなにサービス精神が旺盛で、
相手のために一生懸命がんばろうと努力しても、
相手の嫌な気持ちに対して鈍感であれば、
信頼を得ることが難しくなってしまうかもしれません。
そうなったらとても残念ですよね。
これは一般の人間関係だけではなく、
ビジネスでも大切なことだと思います。
「人の嫌な気持ち」を知ることから新しい商品や
サービスの発想が生まれることもあるでしょうし、
マーケティングを考える上でも「嫌われない」
アピールをすることが大切ですよね。
だから、常に自分の言動を客観視し、
人の目にどう映っているか、
嫌な気持ちにさせていないかどうか、
冷静に考えることが必要だと思います。
また、どうしたら人を喜ばせることができるか
わからない、という方は、逆転の発想でまずは
「相手を嫌な気持ちにさせないように」というところを
出発点にするのも良いのではないでしょうか。
迷惑をかけないように。
失礼のないように。
そう心がけることも立派な思いやりだと思います。