昨日に引き続き、素敵な本と出会い人生を変えるための
ヒントをお伝えしていきます。
今日は、少し違った角度から読書の大切さについて
お話していきたいと思います。
それは、読書で「論理トレーニング」ができる、
という素晴らしいメリットについてです。
あなたは子供の頃、国語が得意でしたか?
得意だった方は、おそらく小さい頃から本がお好き
だったのではないでしょうか。
逆に、苦手だった方。
あなたはもしかすると、あまり本を読まなかったの
かもしれません。
そうです。本をたくさん読む人は、ごく自然に
「国語力」を身につけています。国語力というと
漠然としていますが、次のような能力のことだと思います。
・ 話を理解すること
・ 話を的確に要約できること
・ 話を伝えること
・ ボキャブラリーが豊富であること
・ 自分の言葉で語ること
・ 自分の頭で考えること
・ 相手の気持ちを理解すること
・ 客観的に物事を見ること
・ 論理的に考えること
・ 伝わる文章が書けること
・ 先入観を捨てること
・ 多角的に物事をとらえること
・ ひとつの考えにとらわれないこと
エトセトラ…
書いていて私自身もびっくりしてしまいましたが、
国語力とは本当に意味の広い言葉で、
幸せに成功するための能力と分かちがたく
結びついていることがわかりますね。
そして、国語力から派生するいくつもの能力を身につけ、
それを生かすための訓練を、ここでは「論理トレーニング」
と呼びたいと思います。
では一体「論理」とは何か。
反対語を挙げるとイメージしやすくなるかもしれませんね。
論理の反対は、
直感、感性、感情、感覚…こんなところでしょうか。
どれも人間らしい魅力的な資質です。
でも、これらにはデメリットもあります。
極めて個人的で、相手の同意を求めにくい。
性急な判断で、大きな誤りをしている恐れがある。
一時的には良くても、長期的には通用しない。
などなど。
だから、論理の力を身につけて、
感性とのバランスをとっていくことが、
とても大切なのです。
そして、論理トレーニングのためにもっとも役に立ち、
すぐにでも実践できる方法が、冒頭に申し上げた通り
「読書」なんですね。
読むだけで自然にトレーニングができます。
さらに、読んだ内容を誰かとシェアしたり、
感想文を書いたり、
どうしてその本が素晴らしいのかを分析してみたりすれば、
よりハイレベルな論理トレーニングができます。
読みやすくてわかりやすく、
なおかつためになる本はたくさんあります。
ぜひ本を手に取り、論理の力を身につけてください!